Consistent DNA Yields Using any Sample Type.

どのようなタイプのサンプルでも一定したDNA収量

Effect of Heat and Alkaline Denaturation on Loci Representation.
熱およびアルカリによる変性の遺伝子座への影響
Consistent long-term stability

長期安定性

Comparable NGS results obtained using gDNA or REPLI-g amplified DNA
精製gDNAあるいはREPLI-g増幅DNAで同等のNGS結果
FC_0209_REPLIg
REPLI-g MiniおよびMidi 操作
Accurate Genotyping.
正確なジェノタイピング
Schematic representation of REPLI-g amplification

REPLI-g増幅の模式図

Unbiased amplification with Phi29 polymerase
Phi29ポリメラーゼでバイアスのない増幅
Highly representative amplification using REPLI-g technology
REPLI-gテクノロジーを用いて全ゲノム領域を均一かつ正確に増幅
Consistent and accurate whole genome amplification
均一かつ正確な全ゲノム増幅
Uniform DNA Yield from Various Amounts of Template.
様々な量のテンプレートから均一なDNA収量
Reliable SNP genotyping
信頼できるSNPジェノタイピング

ゲノムDNA、ヘパリンおよびEDTA保存全血を含む様々なスタートサンプルをREPLI-g MidiおよびMini Kitで増幅した。40 µg (Midi Kit)および8~10 µg(Mini Kit)の典型的な収量が得られた。

加熱(95℃)あるいはスタンダードのREPLI-g Kitアルカリ溶解プロトコールによりゲノムDNAサンプル(10 ng)を変性した。REPLI-g DNA Polymeraseによる増幅後、2種類の遺伝子座のCT 値をサンプル間で比較した。REPLI-g Kitアルカリ溶解プロトコールを用いて増幅した遺伝子座のCT 値は低く、遺伝子座の増幅が正確に行なわれたことを示し、これらの遺伝子座で配列情報のロスがないことを意味する。
REPLI-gで増幅したDNAサンプルを4種類のフォーマットにて–20℃で表記した時間だけ保存し、リアルタイムPCRを行なった。2種類の遺伝子座、 [A] 遺伝子座Aおよび [B] 遺伝子座 B、に関してサンプルごとにアッセイを行なった。gDNA:REPLI-gで増幅していないゲノムDNA。保存のフォーマット:50 µlのREPLI-g反応液:1) 追加操作なし("50 µl REPLI-g"); 2) 5 µlを溶液から採取("5 µl REPLI-g"); 3) QIAamp Mini Kitで精製("50 µl QIAamp purified REPLI-g");および 4) 50 ng/µlに希釈(50 µl diluted REPLI-g")。
Bacillus subtilis ゲノムの全ゲノムシークエンシングを行なった。分析については、2 μgのゲノムDNAあるいはREPLI-g Midi Kitを使用して105 個の細胞から増幅したDNAを300 bpのフラグメントに切断した。ライブラリー調製のためにそれぞれ1 μgを使用した。Illumina MiSeq装置を用いてシークエンシングを行なった。[A] gDNA およびREPLI-g増幅DNA両方で同等の塩基配列解析率が観察された。[B] ゲノム遺伝子座配列のアライメント比較では、gDNAに比べてREPLI-g増幅DNAでかなり高い比率の整合があることを示し、WGA(whole genome amplification)後でのジャンクDNAのレベルが最少であることを意味する。非増幅DNAおよびREPLI-g増幅DNAは同程度のエラー率(ミスマッチ、高品質エラー、indels、キメラ)が観察された。
(アライメントの比較はSMALT [Welcome Trust Sanger Institute]を用いて行なった)。

REPLI-g Mini Kitを用いたゲノムDNAの増幅は3つの基本的な操作ステップが必要である。テンプレートDNAのフラグメント化および損傷を避けるため、まずサンプル(10 ngの精製ゲノムDNA 、0.5 μlの全血あるいは組織培養細胞)の緩和なアルカリ変性を行なう。次にサンプルを中和し、REPLI-g master mix を添加して30℃でインキュベートする。

REPLI-gテクノロジーを用いて20種類のDNAサンプルを増幅した後、DNA精製せずに3種類のSTR遺伝子座(CSF1PO、TPOX、THOI)を用いたジェノタイピング解析を行なった。結果を非増幅ゲノムDNAについて得られたものと比較した。DNAをポリアクリルアミドゲル電気泳動により分離し、銀染色により可視化した。2本のバンドをもつレーンは特定のSTR遺伝子座のヘテロ接合を表す一方、1本のバンドをもつレーンはホモ接合体を表している。

Phi 29 ポリメラーゼがDNAテンプレート上を移動し相補鎖を置換する。置換したDNA鎖が複製のテンプレートになり長鎖DNAが高い収量で複製される。

[A] DNAの二次構造によってはTaqポリメラーゼが合成を中止、テンプレートからスリップ、あるいは解離する。この結果、不正確なDNA増幅、不完全な遺伝子座の配列解析、短いサイズのフラグメントが生じる。[B] REPLI-g KitはPhi29ポリメラーゼを使用し、全ゲノムの正確で均一な増幅を実現する二次構造に置き換わる。
[A] REPLI-g テクノロジー、 [B] DOP-PCR、 [C] PEPにより増幅したDNAを用いて8つの遺伝子座の相対量をリアルタイム定量PCRにより測定した。増幅していない1 μgのコントロールDNAとの比較から遺伝子座の量を換算した。

REPLI-gテクノロジーで増幅した44個のサンプルを用いて、47種類のヒト遺伝子座(常染色体ごとに2遺伝子座、X染色体上の2遺伝子座、Y染色体上の1遺伝子座)に関してリアルタイムPCRを行なった。各サンプルは約10,000倍に増幅されたが、遺伝子座間の増幅の偏りは最大でもわずか6倍であった。

様々な量のヒトゲノムDNAを標準的なREPLI-g Midi Kit 反応で増幅し、記載時点で溶液の一部を採取した。スタートサンプル量とは無関係に、50 µlの反応液から増幅されたDNAの収量は約40 µgであった。

REPLI-gテクノロジーで増幅したDNAは精製操作を行なわず、ランダムに選んだ2つの遺伝子座(WIAF-1004およびWIAF-622)のSNPジェノタイピング(TaqMan 解析を使用)に用いた。各アレルが非常に収斂性よくクラスター化するので、ホモおよびヘテロ接合体のジェノタイピングの正確な結果を得ることができる。