QIAamp DNA FFPE Tissue Kit

パラフィン包埋組織からのゲノムDNA 精製
  • 高品質で即使用可能なDNAの迅速精製
  • 一定した高い収量
  • 夾雑物および阻害物質を完全に除去

QIAamp DNA FFPE Tissue Kit はホルマリン固定パラフィン包埋組織切片からのDNA精製用に特別にデザインされています。本キットは組織切片からDNAを遊離させるための特別な溶解条件を用いて、ホルマリンによる核酸のクロスリンキングによって生じる阻害作用を克服します。本キットは、少量の高品質なDNA精製にQIAamp MinElute Spin Columnを使用しています。QIAamp DNA FFPE Tissue Kitを用いたDNA精製はQIAcube上で完全自動化ができます。

製品名 Cat. no. List price:
QIAamp DNA FFPE Tissue Kit (50)
For 50 DNA preps: 50 QIAamp MinElute Columns, Proteinase K, Buffers, Collection Tubes (2 ml)
56404
¥35,500

QIAamp DNA FFPE Tissue Kit  は分子生物学実験用です。疾病の診断、治療または予防の目的には使用することはできません。


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FFPE組織サンプルから精製したDNAのPCR解析|QIAamp DNA FFPE Tissueの操作手順|
様々なFFPE組織サンプルからQIAamp DNA FFPE Tissue Kit を用いてゲノムDNAを精製した。prnp 遺伝子の78 bp、464 bp、727 bp フラグメントをリアルタイム定量PCRで増幅した。|キシレンでパラフィンを溶解し除去する。短時間のproteinase K 処理を含む変性条件下でサンプルを溶解する。90℃でのインキュベーションによりホルマリンによるクロスリンキングが解離される。DNA はメンブレンに結合し、夾雑物は通過する。残留している夾雑物を洗浄する。Buffer ATEあるいは水で溶出したDNAは増幅反応にすぐに使用することも、あるいは-20℃での保存もできる。精製したDNAは、タンパク質、ヌクレアーゼ、および他の不純物を含まない。|
パフォーマンス
QIAamp DNA FFPE Tissue Kitで精製したDNAは、 single nucleotide polymorphism(SNP)およびshort-tandem repeat(STR)のジェノタイピング、薬理ゲノミクス研究など幅広いダウンストリームアプリケーションに使用可能です。QIAamp DNA FFPE Tissue Kitで精製したDNAは、PCRにも使用できます(図 "FFPE 組織サンプルから精製したDNA のPCR 解析")。
原理

QIAamp DNA FFPE Tissue Kit は少量のサンプルからゲノムおよびミトコンドリアDNAを精製するために実績のあるQIAamp MinElute テクノロジーを使用しています。本キットは、シリカメンブレンの選択的な結合能力および20~100 μl の幅広い溶出容量とを組み合わせています。

特別に至適化した溶解条件は、一晩インキュベーションなしにFFPE組織片からゲノムDNA精製を実現します。Proteinase K 分解後に温度を上げてインキュベートすることで、解離したDNAのホルマリンによるクロスリンキングを部分的に除去し、ダウンストリームアッセイでよい結果が得られるだけでなく、DNA収量も増大します。FFPE組織サンプルから分離したDNAは、新鮮サンプルあるいは凍結した組織サンプルから精製したDNAより通常分子量が小さいことに注意してください。フラグメント化の程度は組織サンプルの種類や保存期間、固定化に使用した条件により異なります。

操作手順

QIAamp DNA FFPE Tissueの操作手順は、6段階からなります(パラフィン除去、溶解、加熱、結合、洗浄、溶出。フローチャート "QIAamp DNA FFPE Tissueの操作手順")。組織サンプルを溶解した後、QIAamp DNA FFPE Tissue 操作でわずか30 分以内に高純度なDNAが得られます。この方法は、同時に複数のサンプルを調製するのに最適です。

 

アプリケーション

QIAamp DNA FFPE Tissue Kitはホルマリン固定パラフィン包埋組織からDNAを精製するために特別にデザインされています。

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パンフレット
6
Second edition — innovative tools
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FFPE サンプルの分子解析における重要なファクター
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Sample to Insight solutions for successful molecular analysis
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Critical factors for molecular analysis of FFPE samples
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High-quality, nucleic acid purification for successful PCR and NGS experiments.
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MSDS
1
Download Safety Data Sheets for QIAGEN product components.
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安全データシート
2
画像
PCR Analysis of DNA Purified from FFPE Tissue Samples
FFPE組織サンプルから精製したDNAのPCR解析

様々なFFPE組織サンプルからQIAamp DNA FFPE Tissue Kit を用いてゲノムDNAを精製した。prnp 遺伝子の78 bp、464 bp、727 bp フラグメントをリアルタイム定量PCRで増幅した。

QIAamp DNA FFPE Tissue Procedure
QIAamp DNA FFPE Tissueの操作手順

キシレンでパラフィンを溶解し除去する。短時間のproteinase K 処理を含む変性条件下でサンプルを溶解する。90℃でのインキュベーションによりホルマリンによるクロスリンキングが解離される。DNA はメンブレンに結合し、夾雑物は通過する。残留している夾雑物を洗浄する。Buffer ATEあるいは水で溶出したDNAは増幅反応にすぐに使用することも、あるいは-20℃での保存もできる。精製したDNAは、タンパク質、ヌクレアーゼ、および他の不純物を含まない。