様々な動物サンプル種からウイルスRNA/DNAおよびバクテリアDNAを精製

  • ウイルスRNA、ウイルスDNA、バクテリアDNA精製を同じプロトコールで実現
  • 全血、血清、組織など様々なサンプルに対応
  • 未希釈の動物の全血中のウイルスRNA精製にも最適
  • 阻害物質や不純物を効率的に除去
  • 分離した核酸はリアルタイムPCR/RT-PCR解析に即使用可能

QIAamp cador Pathogen Mini Kit は、希釈されていない全血、血清、スワブ、組織などの様々な動物サンプルからウイルスRNA/DNAやバクテリアDNAの精製を簡便化します。簡単で迅速なスピンカラム法により、コンタミや阻害物質を除去し、リアルタイムPCRやRT-PCRのようなアプリケーションに即使用できる病原体由来の核酸を精製します。

製品名 Product no. Cat. no. List price:
 
 
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製品名 Cat. no. List price:
QIAamp cador Pathogen Mini Kit (50)
For 50 RNA/DNA preps: 50 QIAamp Mini Spin Columns, Carrier RNA, Proteinase K, Collection Tubes (2 ml), RNase-free buffers
54104
¥25,000
QIAamp cador Pathogen Mini Kit (250)
For 250 RNA/DNA preps: 250 QIAamp Mini Spin Columns, Carrier RNA, Proteinase K, Collection Tubes (2 ml), RNase-free buffers
54106
¥112,000
Buffer VXL (30 ml)
Buffer VXL (30 ml)
1069974
¥23,000

For laboratory use. Not for use in veterinary diagnostic procedures. No claim or representation is intended to provide information for the diagnosis, prevention, or treatment of a veterinary disease.


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高い再現性で核酸を分離|バクテリアDNAも精製可能|マニュアル精製と自動化精製との比較|
様々な動物の全血サンプルにウイルスRNA粒子を添加した。サンプルはtriplicate で、それぞれ別の日に処理した。RT-PCRデータ(エラーバーは±1 SDを表す)は、 高い再現性を示している。|様々な動物サンプルにグラム陰性菌またはグラム陽性菌を添加した。必要に応じて、適切な前処理を行なった(ウシ血液にB1、ぬぐい液にB2、ウシの便に適合バージョンのB2)。PCRデータから、全例でバクテリアDNAの精製に成功したことが示された。エラーバーは、QIAcubeの3回のランからの±1 SDを表す。|ウシ血清にウイルスRNA粒子を添加し、マニュアル操作およびQIAcube上で精製プロトコールを実施した。精製サンプルのduplicateのRT-PCR増幅データから、同等で高い精製効率と直線性が示された。灰色線:マニュアル法、青線:自動化法、赤線:インターナルコントロール。|
パフォーマンス

マニュアルプロトコールと自動化プロトコールで、ウイルスRNAを同等に高い効率で精製できることが、データから示されました(図 "マニュアル精製と自動化精製との比較")。サンプルには、ウシ血清に細胞培養液からのウイルス粒子を添加されたものを使用しました。このサンプルをウシ血清は1:10に連続希釈され、QIAamp cador Pathogen Mini Kit を用いてマニュアル操作またはQIAcube上で自動化プロトコールによりduplicateで処理されました。ウイルスRNAをQuantiFast Pathogen RT-PCR +IC Kit を用いて標的特異的なプライマーとプローブで検出されました。

アッセイ内およびアッセイ間再現性が高いことにより、プロトコールの堅牢性が実証されました(図 "高い再現性で核酸を分離")。様々な動物の全血サンプルは、細胞培養液からのウイルス粒子を添加された後、-20 ℃で凍結されました。各サンプルにつき3 replicates サンプルをそれぞれ別の日にQIAamp cador Pathogen Mini Kitを用いて処理しました。ウイルスRNAをQuantiFast Pathogen RT-PCR +IC Kit を用いて、標的特異的なプライマーとプローブで増幅しました。

本キットは、動物サンプルからバクテリアDNAも精製できます(図 "バクテリアDNAも精製可能")。様々な動物サンプルにグラム陰性菌またはグラム陽性菌を添加し、必要に応じて前処理を行ない(表 "QIAamp cador Pathogen Mini Kit protocol のための前処理")、QIAcube上で自動化プロトコールにより処理したところ、バクテリアDNA精製に成功しました。QIAgilityを用いてグラム陰性菌およびグラム陽性菌用の反応ミックスを並行して調製しPCRセットアップを行ない、標的特異的なプライマーとプローブを用いてQuantiFast Pathogen +IC Kit でバクテリアDNAが増幅されました。

原理

QIAamp cador Pathogen Mini Kit は、動物の体液や組織サンプルからウイルスRNA、ウイルスDNA、バクテリアDNAを精製するために、スピンカラムテクノロジーによるいくつかのサンプル調製キットの機能を組み合わせています。スピンカラム操作では、サンプルを溶解し、病原体の核酸を安定化させるため、最適化されたバッファーを使用します。その際RNAまたはDNAは選択的にQIAampシリカゲルメンブレンに結合し、一方夾雑物はそのまま流出されます。2価の陽イオンやタンパク質などのPCR阻害物質を完全に除去する洗浄バッファーや酵素を使用し、その後高純度の病原体核酸をBuffer AVEで溶出します。

QIAamp cador Pathogen Kit テクノロジーは、動物サンプルからの病原体RNAおよびDNAを分離でき、そのRNA/DNAは、リアルタイムPCR/RT-PCRのようなダウンストリームアプリケーションに即使用できます。

シリカメンブレンによる他のキットとは対照的に、QIAamp cador Pathogen Mini Kit では、200 µl までの未希釈の動物全血サンプルをフィルタの目詰まりなく処理できます。表 "QIAamp cador Pathogen Mini Kitの主な特徴"をご覧ください。

QIAamp cador Pathogen Mini Kit の主な特徴
フォーマットおよびプロセス ミニスピンカラム、マニュアル遠心プロトコール、またはQIAcubeを用いた自動化遠心プロトコール
標的核酸 ウイルスRNA、ウイルスDNA、バクテリアDNA
サンプルの種類 動物の全血、血清、血漿、その他の体液、ぬぐい液、洗浄液、組織
サンプル量 200 μl まで、または 25 mgまで
調製時間 20~40分
溶出量 50~150 μl
操作手順

ほとんどの一般的な体液サンプルは、メインプロトコールを用いて直接処理することができます。その手順(溶解、結合、洗浄、溶出)を"原理"のセクションで説明しています。

組織サンプルおよび溶解困難な細菌を含むサンプルでは、適切な前処理が必要です(表 "QIAamp cador Pathogen Mini Kit protocolのための前処理")。前処理の後、サンプルを液体サンプルの場合と同じ手順で処理することで(フローチャート "様々なサンプルタイプおよびターゲットの操作手順")、マニュアルでの操作またはQIAcube上での自動化操作による並列処理が可能です。

QIAamp cador Pathogen Mini Kit protocol のための前処理
前処理 アプリケーション
前処理 B1 全血または前処理済み組織中の溶解困難な細菌用*
前処理 B1 全血または前処理済み組織中の溶解困難な細菌用*
前処理 B2 無細胞体液の溶解困難な細菌用*
前処理 B3 量の多い無細胞体液の溶解困難な細菌用
前処理 T1 ウイルスRNAおよびDNAの抽出のための組織の機械的破砕
前処理 T2 ウイルスDNAおよびバクテリアDNAの抽出のための組織の酵素消化
前処理 T3 ウイルスDNA/RNAおよびバクテリアDNAの抽出のための組織の急速な部分的破砕
前処理 T4 ウイルスRNAおよびウイルスDNAの抽出や、処理が難しい組織中の溶解困難な細菌からのDNA抽出のための有機溶媒抽出*
* グラム陽性菌は、強固な細胞壁のため溶解が困難である。しかし、グラム陰性菌にも溶解しにくいものがあり、前処理B1または B2を利用すると良い。
アプリケーション

QIAamp cador Pathogen Mini Kit を用いて純度および品質の高いウイルスRNA、ウイルスDNA、バクテリアDNAを精製でき、それらの核酸はリアルタイムPCR/RT-PCRを含む幅広いアプリケーションに最適です。

動物由来の病原体の同定
動物由来の病原体のジェノタイピング
疫学
感染症の研究

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クイックスタートプロトコール
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アプリケーション/プロトコール
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