QIAamp DNA Stool Mini Kit

糞便からのDNA精製
  • 即使用可能な高品質DNAの迅速精製
  • 有機溶媒抽出あるいはアルコール沈殿が不要
  • 一定した高い収量
  • 夾雑物および阻害物質を完全に除去

QIAamp DNA Stool Mini Kit はシリカメンブレンをベースにして、新鮮あるいは凍結した糞便検体あるいはPCR 阻害物質を高濃度で含むその他の検体から最高30 µg のゲノム、バクテリア、ウイルス、寄生虫DNA を精製します。画期的な樹脂であるInhibitEXと最適なバッファーの組み合わせによりPCR阻害物質を吸着します。簡便なQIAamp Spin Column 法によりわずか50分で精製可能です。QIAamp DNA Stool Mini Kit を用いたDNA 精製はQIAcube上で完全自動化ができます。

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QIAamp DNA Stool Mini Kit  は分子生物学実験用です。疾病の診断、治療または予防の目的には使用することはできません。


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QIAamp DNA Stool Mini操作手順|PCR阻害物質の完全除去|
|DNAは19個の糞便サンプルから次の方法で精製した。[A] 汎用されているシリカベースの精製法、[B]QIAamp DNA Stool Mini Kit。DNA溶出液中に阻害物質が存在するかどうかを確かめるために、各溶出液5 µlとテンプレートとしてgreen fluorescent protein(GFP)遺伝子を組み込んだプラスミド10 pgを用いてPCRを行なった。QIAamp溶出液の存在下でGFP遺伝子は増幅されたが、一般的な方法を用いて調製された溶出液の存在下では2つのサンプルしか増幅されなかった。M:マーカー、C:ポジティブPCRコントロール。|
パフォーマンス

QIAamp DNA Stool Mini Kit は、新鮮なあるいは凍結した糞便サンプルあるいはPCR阻害物質を高濃度で含むその他のサンプルから迅速にDNAを精製するキットです。通常、最大220 mgの糞便を処理することができますが、Buffer ASLを追加すれば、さらに大きな量を処理することができます。一般的には10~30 µgのDNA が50分で得られ、200 µlで溶出されます。50 kbまでの精製DNAこのサイズのDNAは完全に変性され、高い増幅効率を示します。高純度DNAはダウンストリームの増幅反応ですぐに使用可能です(図 "PCR阻害物質の完全除去")。

QIAamp DNA Stool Mini Kitで精製したDNAは、様々なダウンストリームアプリケーション、例えば、PCR、リアルタイム定量PCR、感染症研究、スクリーニングなどで使用することができます。

原理

DNAは選択的にQIAampシリカゲルメンブレンに結合し、夾雑物は洗い流されます。フェノール/クロロホルム抽出は不要です。画期的な樹脂であるInhibitEXと最適なバッファーの組み合わせによりPCR阻害物質は取り除かれます。Proteinase Kを用いた厳密な溶解操作により、結腸直腸上皮細胞、バクテリア、ウイルス、その他の消化器系感染症を引きこす病原体などの糞便中に通常存在するほとんどのDNAが高い収量で得られます。

ダウンストリームアプリケーションにすぐに使用できる高純度DNAが約50分で精製可能です。QIAampによるサンプル調製テクノロジーは、ライセンス保証されています。

操作手順
QIAamp DNA Stool Mini Kitは迅速なスピンカラム法により、糞便からのDNA精製を容易にします(フローチャート "QIAamp DNA Stool Mini 操作手順"参照)。至適化済みのバッファーおよび酵素によりサンプル溶解および核酸の安定化を行ないます。 またQIAampメンブレンへのDNAの選択的な吸着を促進します。ライセートにアルコールを添加し、QIAamp Spin Column にアプライします。InhibitEXと最適なバッファーの組み合わせによりPCR阻害物質は取り除かれます。Proteinase K溶解により糞便中に存在するDNAは通常、高収量で精製されます。残存している夾雑物は2回の洗浄ステップで効率的に除去されます。その後、増幅用DNAを低塩濃度バッファーで溶出します。
アプリケーション

QIAamp DNA Stool Mini Kitを用いて以下のサンプルからゲノム、バクテリア、ウイルス、寄生虫DNAを分離できます。

糞便
凍結した糞便
PCR阻害物質を高濃度に含むその他のサンプル
Feature
Specifications
Applications PCR, blotting
Elution volume 200 µl
Format Spin column
Main sample type Stool samples
Processing Manual (centrifugation or vacuum)
Purification of total RNA, miRNA, poly A+ mRNA, DNA or protein Genomic DNA, bacterial DNA, parasite DNA, viral DNA
Sample amount 220 mg
Technology Silica technology
Time per run or per prep 50 minutes
Yield 10–30 µg
画像
QIAamp DNA Stool Mini Procedure
QIAamp DNA Stool Mini操作手順
Complete removal of inhibitors enables PCR amplification
PCR阻害物質の完全除去
DNAは19個の糞便サンプルから次の方法で精製した。[A] 汎用されているシリカベースの精製法、[B]QIAamp DNA Stool Mini Kit。DNA溶出液中に阻害物質が存在するかどうかを確かめるために、各溶出液5 µlとテンプレートとしてgreen fluorescent protein(GFP)遺伝子を組み込んだプラスミド10 pgを用いてPCRを行なった。QIAamp溶出液の存在下でGFP遺伝子は増幅されたが、一般的な方法を用いて調製された溶出液の存在下では2つのサンプルしか増幅されなかった。M:マーカー、C:ポジティブPCRコントロール。