組織あるいは細胞からのトータルRNAまたはmiRNAを含むトータルRNAの自動精製

  • 画期的な充填済み試薬カートリッジで取り扱いが簡単
  • 標準化されたプロセスにより高い再現性
  • 至適化されたプロトコールで高収量の高純度RNA
  • バーコードにより試薬とサンプルのトラッキングが可能

QIAsymphony RNA Kit は、QIAsymphony SP上で1~96 サンプルからのトータルRNAあるいはmiRNAやその他のsmall RNAを含むトータルRNAの完全自動化精製を実現します。微量のスタートサンプル(細胞100 個以上)から最高1 x 107個の細胞あるいは50 mg の組織を用いて動物細胞、組織、FFPE組織からトータルRNA を精製可能です。至適化済みのプロトコールにより高純度のRNAまたはmiRNAを含むRNAを高収量で得られ、溶出容量が調節可能なので各ダウンストリームに応じて容易にRNA 濃度を至適化できます。充填済み試薬によりセットアップ時間を短縮でき、マニュアルでの作業操作も最小限に抑えることができます。バーコードの読み取りにより試薬の使用履歴のトラッキングが可能です。

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製品名 Cat. no. List price:
QIAsymphony RNA Kit
For as many as 192 preps, depending on protocol: includes 2 reagent cartridges and enzyme racks and accessories
931636
¥120,000

QIAsymphony RNA Kit  は分子生物学実験用です。疾病の診断、治療または予防の目的には使用することはできません。


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再現性のあるRNA精製|マニュアル操作と同等の自動精製|高純度でインタクトなRNA|磁性粒子の効率的な操作|充填済みのプレパックカートリッジ|
QIAsymphony RNA Kitを用いてQIAsymphony SP上でJurkat細胞からRNAを精製した。2種類の試薬カートリッジのロットを用いて2回の精製ランで得られたRNA収量をRNeasy Mini Kitを用いたマニュアル精製法と比較した。各バーは4サンプルの平均値を示している。|[A] ラットの腎臓および脾臓のサンプル(各10 mg)をRNAlater RNA Stabilization Reagent 中で安定化し、QIAsymphony RNA Kitを用いてQIAsymphony SP上でRNAを精製した。[B] ラットの腎臓および脾臓のサンプル(各10 mg)をRNAlater RNA Stabilization Reagent 中で安定化し、RNeasy Mini Kitを用いてマニュアル操作でRNAを精製した。アガロースゲル電気泳動により、QIAsymphony RNA KitによるRNAの収量をRNeasy Mini Kitを用いてマニュアル操作で分離したRNAの収量と比較している。|QIAsymphony SP上でJurkat 細胞から精製したRNAは、RIN(RNA integrity number)値が 9.9~10であり、rRNA比(28S/18S)が2.0~2.1であったことから、インタクトなRNAが分離できたことが示された。|QIAsymphony SPは次のように磁性粒子でサンプルの処理を行なう。Rod coverにより保護されている磁気棒がサンプルの入ったウェルに入り、磁性粒子を引きつける。カバーの付いた磁気棒が他のウェルの上に移動し、磁性粒子を遊離する。QIAsymphony SPは24個の磁気棒が並んだ磁石ヘッドを使用しているので、24サンプルの同時処理が可能。サンプル処理中にステップ1と2が数回繰り返される。|試薬カートリッジは、精製工程に必要な全ての試薬(酵素も含む)が充填済みで、二次元バーコードでラベルされている。残ったカートリッジはシールして再使用が可能なため、コストを完璧にコントロールできる。|
パフォーマンス
QIAsymphony SP上でのRNA自動化精製では、培養細胞、組織、FFPE組織から高い再現性で質の高いRNAを高収量で得ることができ、マニュアル精製操作で得られるRNAと同等のRNAを回収できます(図 "再現性のあるRNA精製")。RNA精製用のQIAsymphony protocol では、主としてmRNAを含む200ヌクレオチドより長いRNA分子が多く含まれています(図 "高純度でインタクトなRNA")。QIAsymphony miRNA protocol を使用すれば、miRNAsや他の低分子RNAなどの200ヌクレオチドより短いRNAを含むトータルRNAを精製できます(図 "マニュアル操作と同等の自動精製")。
原理
QIAsymphony RNA Kitは、proteinase K処理後に200ヌクレオチドより長いトータルRNAやmiRNAおよびその他の低分子RNAを含むトータルRNAを精製するために、シリカベーステクノロジーのスピードと効率と磁性粒子による簡便な操作を組み合わせています(図 "磁性粒子の効率的な操作")。スタートサンプルに、動物の細胞や組織も使用できます。追加の製品を使えば、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織も本キットで処理できます。サンプルを溶解し、カオトロピック塩の存在下で粒子のシリカ表面へ結合させることによりライセートからRNAを1ステップで精製します。マグネットを使用してライセートから粒子を分離させ、DNAはRNaseフリーのDNase処理により取り除きます。磁性粒子を効率的に洗浄し、RNAをRNaseフリー水で溶出します。
操作手順

革新的で即使用可能な試薬カートリッジは、精製工程に必要な全ての試薬(酵素も含む)および磁性粒子が充填済みです。QIAsymphony SPがカートリッジを自動的に開封するため、周囲環境からのコンタミのリスクが最小限に抑えられます(図 "充填済みのプレパックカートリッジ")。ワークテーブルのセットアップが簡単かつ迅速に行なえ、貴重な時間を節約できます。QIAsymphony SPのボックスに最高2種類の試薬カートリッジを入れるだけで準備完了です。同じキットの試薬カートリッジではなく、別々のキットの試薬カートリッジをセットすれば、1回のランで96サンプルから2種類の精製工程が可能です。選択したサンプル数だけの試薬量が使用されるため、経費を完璧にコントロールできます。精製手順は、4段階になっています(溶解、結合、洗浄、溶出)。スタートサンプルおよび必要なRNA量により、多数のQIAsymphony SP用RNA精製プロトコールが使用可能です(表参照)。

QIAsymphony SPによるRNA精製のプロトコール
プロトコール 使用するキット

スタートサンプル
(前処理したサンプルライセート)

サンプル量 (μl)
RNA CT 400 QIAsymphony RNA Kit  (192) ≤3 x 106 個の培養細胞
≤20 mg 溶解しやすい組織
400 μl
RNA CT 800 QIAsymphony RNA Kit (2 x 48) 3 x 106~1 x 107 個の培養細胞
≤50 mg 溶解しやすい組織
800 μl
RNA FT 400* QIAsymphony RNA Kit (192) ≤20 mg 線維性組織 400 μl
miRNA CT 400* QIAsymphony RNA Kit (192) ≤3 x 106 個の培養細胞
≤20 mg 組織
400 μl
RNA FFPE 130 QIAsymphony RNA Kit (2 x 72) 10 μmまでのFFPE切片 1~2 枚
FFPE切片 20 μm1枚
130 μl
* Proteinase K が必要(別途注文可能)
追加の製品が必要(別途注文可能)

アプリケーション

QIAsymphony RNA KitとQIAsymphony SPを用いたトータルRNA自動精製により、どのようなアプリケーションにも最適な高品質RNAが得られます。

Feature
Specifications
Applications RT-PCR; Real-Time PCR; Expression Profiling
Elution volume 50-200 µl
Sample amount 400 µl lysate from <20 mg tissue or 3 x 10e6 cells or 800 µl lysate from <50 mg tissue or 3 x 10e6 cells

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実験器具関連資料
2
For use with software version 4.0
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For use with the QIAsymphony SP/AS instruments (software version 4.0)
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キットハンドブック
1
安全データシート
2