確実なエンドポイントPCR 用に使い易い冷蔵保存酵素マスターミックス

  • ピペッティング操作が極めて少なく、即使用可能なマスターミックス
  • 冷蔵保存なので凍結、融解の繰り返し不要
  • 高収量のPCR反応
  • 室温で取り扱える簡便性
  • 至適化済みの同一プロトコールで全てのPCRアッセイに対応

TopTaq DNA Polymeraseの特長と即使用可能なマスターミックスの長所を組み合わせることによりTopTaq Master Mix Kitは最高の使い易さを実現します。TopTaq Master Mix Kitには、TopTaq DNA Polymerase、至適化が最小限で済む画期的なTopTaq PCR Buffer、およびdNTP が含まれています。酵素保存バッファーに含まれるユニークなTopTaq Stabilizer により、TopTaq Master Mix は4℃で保存可能で、反応セットアップは室温で行なえ解凍の手間が不要です。マスターミックスには全ての成分が含まれているので、ピペッティングステップが減少し、コンタミのリスクが抑えられます。TopTaq Master Mixを25℃あるいは4℃で長期保存後も、高収量のPCR 産物が得られました。

製品名 Cat. no. List price:
TopTaq Master Mix Kit (250)
For 200 x 50 µl reactions: 2x TopTaq Master Mix containing 250 units of TopTaq DNA Polymerase in total, 10x CoralLoad Concentrate, and RNase-Free Water
200403
¥25,500

TopTaq Master Mix Kit  は分子生物学実験用です。疾病の診断、治療または予防の目的には使用することはできません。


  • Main Image Navi
保存条件に関わらず高収量のPCR 産物。|簡便なCoralLoad Concentrate。|TopTaq 操作手順。|至適化不要で高収量なPCR 産物|プライマーのアニーリングにおける特異性が増加。|4℃で安定化。|
-20℃、4℃、25℃で4ヶ月保存したTopTaq Master Mixを用いてPCRを行なった。ヒトゲノムDNAから2種類の異なる遺伝子(prp, 750 bp およびHugL, 1200 bp)を、同一の至適化済みプロトコールに従って増幅した(duplicates で示す)。結果は、特異的なPCR産物が高収量で得られることを示した。[A] QIAxcelシステムにより作成したゲルイメージ。マーカー:GelPilot 1kb Plus MarkerおよびQX Alignment Marker 15 bp/10 kb。[B] QIAxcelシステムは、1回の操作で最高96サンプルまでのキャピラリー電気泳動を高い分離能で実現する完全自動システムである。|CoralLoad PCR Buffer [A] は、2種類のゲルマーカー色素を含んでおり[B] 、PCR産物を即ゲルにアプライでき、DNAの泳動を簡単に可視化できる。|TopTaq DNA Polymerase は、本酵素の保存用バッファーに含まれているTopTaq Stabilizer のユニークな特性により、4 ℃保存が可能な初めてのPCR 増幅酵素である。TopTaq Stabilizer がTopTaq DNA Polymerase に結合することにより、ポリメラーゼの不活性化を防ぐ。低温でポリメラーゼがテンプレートDNAやプライマーと結合することも防御する。最初の変性ステップの際に、TopTaq Stabilizer はポリメラーゼ活性を低下することなくポリメラーゼから遊離する。この特性により、反応をセットアップに氷は不要である。 また、試薬の解凍に必要な時間を節約できる。|[A]  100 bp から2 kb までの大きさの14 種類のPCR 産物を哺乳動物ゲノムDNAから増幅するためにTopTaq DNA Polymeraseを用いた。 PCRは、スタンダードなプロトコールに従い同一のサイクリング条件を用いた。[B]  図A のレーン11 ~ 14と同じ4 種類のPCR産物を表記のメーカーのDNA ポリメラーゼを用いて同一サイクリング条件で増幅した。TopTaq DNA Polymerase(QIAGEN)はフラグメントのサイズに関わらず高い収量で特異的なPCR 産物を増幅した。|QIAGEN PCRバッファー中のアンモニウムイオンとカリウムイオンにより、プライマーのアニーリングにおける特異性が増加。K+ はDNA バックボーンのリン酸基(P))に結合し、テンプレートへのプライマー·アニーリングを安定化する。サーマルサイクリング条件下では、アンモニウムイオンおよびアンモニアの両方として存在するNH4+は、塩基(B)間の水素結合に相互作用するため、ミスマッチの塩基間の水素結合を不安定にする。これら2 種類の陽イオンの組み合わせ効果により、幅広い温度範囲において非特異的なプライマー·テンプレート結合に対して特異的な結合の比率が高く保たれる。|[A]  TopTaq DNA Polymerase の表面に付着した低分子量の分子(TopTaq Stabilizer)は、ポリメラーゼを4 ℃あるいは室温で安定化する。[B]  高温ではポリメラーゼ活性を低下することなくTopTaq Stabilizer はポリメラーゼから完全に遊離する。|
パフォーマンス
TopTaq Master Mix Kitは至適化不要で、スタンダードから特殊用途までのエンドポイントPCRに使用できます。TopTaq Master Mixは25℃、4℃で4ヶ月間保存した後でも、高収量のPCR産物が得られ、TopTaq Master Mixが非常に安定で適応力があり、信頼できる増幅システムであることを証明しています(図“高収量のPCR反応”)。TopTaq StabilizerがTopTaq DNA Polymeraseに結合することにより、長期冷蔵保存中のポリメラーゼの不活性化を防ぎます。バランスのとれたカリウムとアンモニウムイオンを含有するユニークなPCRバッファーがマスターミックスに含まれ、プライマー/テンプレートの特異的なアニーリングを促進すると同時に非特異的なアニーリングを抑制します。TopTaq DNAポリメラーゼは他社のDNAポリメラーゼに比べて高性能で、少量のテンプレート量を使用した場合でも、フラグメントサイズに関わらず、特異的産物が高収量で得られます(図“至適化なしに高収量のPCR産物)。
原理

TopTaq Master Mix Kitは、比類のない使いやすさで信頼性の高いエンドポイントPCRを実現するためにQIAGENにより開発されました。TopTaq PCR systemが開発されるまで全てのPCR 酵素は-20℃で保存しなければなりませんでした。しかし、酵素溶液中に含まれているTopTaq Stabilizer のユニークな特性により、TopTaq DNA Polymerase は4℃で保存できる市場初のPCR増幅酵素です。このようにすぐに使用可能なマスターミックスは簡便性を増大します。異なるサイズのフラグメントを増幅する場合でも、TopTaq DNA Polymeraseにより高収量の特異性の高い産物が得られます(図“至適化なしに高収量のPCR産物”)。

TopTaq PCR Buffer

画期的なTopTaq PCR Bufferにより特異的PCR産物の増幅が促進されます。本バッファーは、各PCRサイクルのアニーリングステップ中に、プライマー特異的な結合の割合を非特異的な結合に対して高めます。このPCR バッファーはユニークな配合比のKClと (NH4)2SO4を含み、従来のPCRバッファーに比べ、幅広い温度やMg2+濃度の範囲で厳密で特異的なプライマー・アニーリングを実現します(図“プライマーのアニーリングにおける特異性が増加”)。異なるアニーリング温度あるいはMg2+ 濃度を用いて行なうPCRの至適化は最小限ですみ、または不要なこともあります。

TopTaq Stabilizer

TopTaq StabilizerがTopTaq DNA Polymeraseに結合することにより、長期冷蔵保存中のポリメラーゼの不活性化を防ぎます(“4℃で安定化”)。低温でポリメラーゼがテンプレートDNAやプライマーと結合することも防御します。最初の変性ステップの際に、TopTaq Stabilizer はポリメラーゼ活性を低下させることなくポリメラーゼから遊離します。  

CoralLoad Concentrate

TopTaq Master Mix Kit にはCoralLoad Concentrate が添付されて更に使い易くなっています。CoralLoad Concentrate は2種類のマーカー色素とゲルローディング試薬が入っています。この画期的な試薬はピペッティングの目視化を改良し、DNAの移動距離の予測およびアガロースゲルの泳動時間の至適化が容易に行なえます。CoralLoad Concentrateを用いた際は、PCR反応液を直接アガロースゲルにロードできます。 ローディングバッファーの添加の必要がありません(図“簡便なCoralLoad Concentrate”)。

操作手順
TopTaq Master Mix KitはTopTaq DNA Polymeraseのすべての特長と即使用可能なマスターミックスの長所を提供します。TopTaq Master Mix Kitを使用すると、各反応成分を個々にピペッティングする必要がなく、コンタミのリスクやピペッティングによる反応条件の変動は最小限に抑えられ、PCRセットアップは迅速かつ容易に行なえます。最初の変性ステップの際に、TopTaq Stabilizer はポリメラーゼ活性を低下することなくポリメラーゼから遊離します。また、氷なしに反応セットアップを即可能な便利性が加わり、通常必要な試薬を解凍する時間を節約できます (フローチャート“TopTaq 操作手順”)。 
至適化不要で高収量のPCR産物

ほとんどのPCRアッセイ用に使用可能な至適化済みのプロトコールにより、プライマーとテンプレートシステム毎での実験条件の検討は不要なため、時間および経費を節約できます。TopTaq Master Mix を25℃、4℃で4ヶ月間保存し、使用しても高収量の特異的なPCR産物が得られます(図“信頼性の高い高収量のPCR産物”)。

アプリケーション

TopTaq Master Mix Kit は全てのエンドポイント PCR アプリケーションに最適です。

Feature
Specifications
Applications PCR, RT-PCR, DNA Fingerprinting
dNTP's included Yes (in Master Mix)
Enzyme activity 5' -> 3' exonuclease activity
Mastermix Yes
Reaction type PCR amplification
Real-time or endpoint Endpoint
Sample/target type Genomic DNA and cDNA
Single or multiplex Single
Storage conditions Fridge storage and room temperature setup
With/without hotstart Without Hotstart

You are not authorized to download the resource

キットハンドブック
2
For standard and specialized end-point PCR applications without the need for optimization
詳細を表示
スタンダードから特殊用途までの至適化不要のエンドポイントPCR
詳細を表示
MSDS
1
Download Safety Data Sheets for QIAGEN product components.
表示
安全データシート
1