Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kit

Rotor-Gene Q での1ステップの超高速マルチプレックスリアルタイム RT-PCR

  • Rotor-Gene サイクラーでの信頼できる結果を超高速で実現するために最適化
  • 同一チューブ内で複数のRNAターゲットを高感度で検出
  • 至適化実験なしに良好なマルチプレックスPCRを実現
  • 発現量に差異がある複数のターゲットでも効率的に同時増幅

Rotor-Gene Multiplex RT-PCR KitはRotor-Gene Qでの使用を目的としてデザインされ、配列特異的プローブを用いた1ステップのマルチプレックスリアルタイムRT-PCRで特異性の高い定量を高速に実現します。サイクラーの搭載波長によっては、同一チューブ中で最高4種類までのRNAターゲット(例;コントロール遺伝子1つと3つの標的遺伝子)を同時に定量できます。特別に至適化されたマスターミックスとRotor-Gene Q の遠心エアコントロール方式の組み合わせにより、最高の性能を実現します。マスターミックスは2~8 ℃で保存でき、簡便に取り扱えます。

製品名 Cat. no. List price:
Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kit (400)
For 400 x 25 µl reactions: 3 x 1.7 ml 2x Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Master Mix, 100 µl Rotor-Gene RT Mix, 2 x 2 ml RNase-Free Water
204974
¥102,000

Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kit  は分子生物学実験用です。疾病の診断、治療または予防の目的には使用することはできません。


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信頼できるduplex解析|プライマーの高速なアニーリング|QIAGEN Multiplex Kits|ユニークなPCRバッファー|効率的かつ高感度なduplex 解析|非常に効率的な4-plex 解析|
Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kit および28S rRNA(Cyanine 670 色素;挿入図)、PPIA(cyclophilin A、FAM色素)用にデザインしたTaqManアッセイを用いて1ステップのduplexリアルタイムRT-PCRを行なった。テンプレートとして白血球RNA(100 ng から10 pg までの10 倍希釈液)を用いてRotor-Gene 3000 上でtriplicate で反応を行なった。Duplex 反応(赤と青)の増幅プロットが、コントロールのsingleplex 反応(グレー)と重なりあっていることは、duplex 解析の信頼性を証明している。|[A] Rotor-Gene Multiplex PCR Master Mix中のQ-Bond は、短い一本鎖DNA へのDNA ポリメラーゼの結合アフィニティーを大幅に増大させるため、プライマーのアニーリング時間を数秒間に短縮できる。さらにDNAの融解をサポートするユニークなバッファー組成が、変性およびエクステンション時間を短縮する。[B] Q-Bondが存在しないと、プライマーとポリメラーゼが段階的にテンプレートに結合するのでプライマーのアニーリングに時間がかかる。|Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kits は簡便な操作でマルチプレックスリアルタイム定量PCRを実現する。汎用されている方法に比べて、本キットはプライマー、Mg2+Taq DNA Polymeraseの濃度に対する至適化が不要で、リファレンス遺伝子に比べてターゲット遺伝子のコピー数が少ないアッセイでも同様。|[A] NH4+ イオンは非特異的なプライマーのテンプレートへのアニーリングを防ぐ。[B] 画期的なPCR添加物であるFactor MP は、テンプレート周辺でのプライマー濃度を高める。K+ や他の陽イオンと共に、Factor MPは特異的に結合したプライマーを安定化し、HotStarTaq Plus DNA Polymeraseによる効果的なプライマーエクステンションを可能にする。|[A] HSP90AA1(109、107、105、103、10 コピー)および [B] GAPDH(109 コピー)のin vitro 転写物を用いて1 ステップのduplex リアルタイムRT-PCR を行なった(色つきのカーブ)。比較するために、singleplex RT-PCR も行なった(グレーのカーブ)。Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kit と各ターゲット用にデザインしたTaqManアッセイを用いてRotor-Gene 6000 でduplicate 反応を行なった。HSP90AA1 の曲線が等間隔であることやGAPDH の曲線が1本に重なっていることから信頼できるduplex RT-PCR であることが証明されている。[C] HSP90AA1 の増幅効率は最適な範囲内であった。|Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kit と表記のターゲット用デザインしたTaqMan アッセイを用いて1 ステップの4-plex リアルタイムRT-PCR を行なった。反応は、HeLa 細胞由来のRNA(100、10、1、0.1 ng)を用いてRotor-Gene Qで行なった。CT とテンプレート量の対数値に対してのプロットが並行であり、全ての4種類全部のターゲットが同等の高い効率で増幅されたことを示唆している。GAPDH:glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase、RPS27A :ribosomal protein S27a、NFKB :nuclear factor of kappa light polypeptide gene enhancer in B-cells。|
パフォーマンス
Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kitは、発現量に大きな差異のあるduplex、triplex、4-plex アッセイにおいても、わずか10 pg のテンプレートから信頼できる定量を実現し、10 コピーのターゲットも検出できます(図 "信頼できるduplex 解析"および"効率的かつ高感度なduplex 解析")。マルチプレックスアッセイにおいて全てのターゲットが同等の高いPCR 効率で増幅されます(図"非常に効率的な4-plex 解析")。そのため、目的遺伝子の発現量をコントロール遺伝子の発現量で補正する相対的定量において高い信頼性が得られます。
原理

別々の反応ではなく同一反応内でコントロール遺伝子と標的遺伝子を増幅することで、マニュアルでの作業によるエラーが最小限に抑えられ、遺伝子定量の信頼性が高くなります。Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kit はRotor-Gene Q において信頼できるリアルタイムRT-PCR定量を実現します。反応条件やサイクリング条件の至適化は不要です(フローチャート "QIAGEN multiplex kits")。逆転写とPCRを同じ反応容器内で順次行なうことができ、1ステップのリアルタイムRT-PCRが可能です。逆転写反応の完了した反応液を他のPCR用チューブに移し替える必要がないのでリアルタイムRT-PCR操作を効率的に行なえ、ハイスループット解析が可能です。 

K+ イオンとNH4+ イオンのバランスの取れた配合により、プライマーの特異的なアニーリングを促進するため、高感度で特異性の高い増幅が確実にできます。また、画期的なPCR添加剤である合成Factor MPは、難しいマルチプレックスPCRアプリケーション用に特別に開発されたもので、様々なアンプリコンを同一の反応で同様に高い効率で増幅できるようにします(図 "ユニークなPCRバッファー")。

画期的なPCR 添加物であるQ-Bond により性能を損なうことなく高速サイクリングが行なえ、サイクラーのランニング時間は大幅に短縮されます(図 "プライマーの高速なアニーリング")。さらに最適化された逆転写酵素ミックスによりわずか15分で効率的なcDNAを行なう一方、厳密性の高いホットスタート酵素HotStarTaq Plus DNA PolymeraseはPCR 開始時の95℃、5分の短いインキュベーションで迅速に活性化されます。 

2x Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kitの構成*
構成 特徴 利点
HotStarTaq Plus DNA Polymerase 95ºC、5分で活性化 室温で定量PCR反応のセットアップ
Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Buffer バランスの取れたNH4+ イオンおよび K+ イオンの配合 プライマーの特異的アニーリングにより信頼できるPCR結果を実現
合成Factor MP 4遺伝子まで同一チューブで信頼できるマルチプレックス解析が可能
ユニークな Q-Bond 添加剤 PCR時間が短縮し、迅速に結果を得られ、1日あたりの反応数を増やせる
Rotor-Gene RT Mix   RNAに対して高い親和性を有する逆転写酵素を特別に配合 複雑な二次構造を取る場合でも、わずか15分でRNAを逆転写可能
* dNTP Mix (dATP, dCTP, dGTP, dTTP)も添付されています。
操作手順

即使用可能なマスターミックスにより、プライマーやプローブ濃度などの反応条件やサイクリング条件の至適化が不要です。RNAテンプレート、プライマープローブセット、添付の逆転写酵素ミックスをマスターミックスに添加し、サイクラーをプログラミングします。製品のハンドブックには、推奨の色素リストやマルチプレックスRT-PCR 用の1種類のプロトコールなど、必要な情報が記載されています。

アプリケーション

Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kitは、Rotor-Gene Q上で配列特異的プローブを用いて迅速な1ステップリアルタイムRT-PCR解析を行なうのに最適化されています。本キットは、Rotor-Gene 3000 およびRotor-Gene 6000にも適合します。最高4種類までのRNAターゲットを同一チューブ内で迅速かつ同時に定量できるため、処理数を増大し貴重なサンプルも節約できます。

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パンフレット
1
Now with even more applications!
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キットハンドブック
2
For fast multiplex real-time PCR, two-step RT-PCR, and one-step RT-PCR using sequence-specific probes on Rotor-Gene cyclers
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配列特異的なプローブとRotor-Gene サイクラーを用いた迅速なマルチプレックス・リアルタイムPCR、2 ステップRT-PCR、1 ステップRT-PCR
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テクニカルインフォメーション
1
MSDS
1
Download Safety Data Sheets for QIAGEN product components.
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安全データシート
1
画像
Reliable duplex analysis of a control and target gene.
信頼できるduplex解析
Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kit および28S rRNA(Cyanine 670 色素;挿入図)、PPIA(cyclophilin A、FAM色素)用にデザインしたTaqManアッセイを用いて1ステップのduplexリアルタイムRT-PCRを行なった。テンプレートとして白血球RNA(100 ng から10 pg までの10 倍希釈液)を用いてRotor-Gene 3000 上でtriplicate で反応を行なった。Duplex 反応(赤と青)の増幅プロットが、コントロールのsingleplex 反応(グレー)と重なりあっていることは、duplex 解析の信頼性を証明している。
Fast primer annealing with Q-Bond
プライマーの高速なアニーリング
[A] Rotor-Gene Multiplex PCR Master Mix中のQ-Bond は、短い一本鎖DNA へのDNA ポリメラーゼの結合アフィニティーを大幅に増大させるため、プライマーのアニーリング時間を数秒間に短縮できる。さらにDNAの融解をサポートするユニークなバッファー組成が、変性およびエクステンション時間を短縮する。[B] Q-Bondが存在しないと、プライマーとポリメラーゼが段階的にテンプレートに結合するのでプライマーのアニーリングに時間がかかる。
Successful Multiplex PCR-Based Genotypic Analysis without the Need for Optimization
QIAGEN Multiplex Kits
Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kits は簡便な操作でマルチプレックスリアルタイム定量PCRを実現する。汎用されている方法に比べて、本キットはプライマー、Mg2+Taq DNA Polymeraseの濃度に対する至適化が不要で、リファレンス遺伝子に比べてターゲット遺伝子のコピー数が少ないアッセイでも同様。
Unique Type-it Microsatellite PCR Buffer Promotes Stable and Efficient Annealing
ユニークなPCRバッファー
[A] NH4+ イオンは非特異的なプライマーのテンプレートへのアニーリングを防ぐ。[B] 画期的なPCR添加物であるFactor MP は、テンプレート周辺でのプライマー濃度を高める。K+ や他の陽イオンと共に、Factor MPは特異的に結合したプライマーを安定化し、HotStarTaq Plus DNA Polymeraseによる効果的なプライマーエクステンションを可能にする。
Efficient, sensitive duplex analysis of targets varying greatly in abundance.
効率的かつ高感度なduplex 解析
[A] HSP90AA1(109、107、105、103、10 コピー)および [B] GAPDH(109 コピー)のin vitro 転写物を用いて1 ステップのduplex リアルタイムRT-PCR を行なった(色つきのカーブ)。比較するために、singleplex RT-PCR も行なった(グレーのカーブ)。Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kit と各ターゲット用にデザインしたTaqManアッセイを用いてRotor-Gene 6000 でduplicate 反応を行なった。HSP90AA1 の曲線が等間隔であることやGAPDH の曲線が1本に重なっていることから信頼できるduplex RT-PCR であることが証明されている。[C] HSP90AA1 の増幅効率は最適な範囲内であった。
Highly efficient 4-plex analysis.
非常に効率的な4-plex 解析
Rotor-Gene Multiplex RT-PCR Kit と表記のターゲット用デザインしたTaqMan アッセイを用いて1 ステップの4-plex リアルタイムRT-PCR を行なった。反応は、HeLa 細胞由来のRNA(100、10、1、0.1 ng)を用いてRotor-Gene Qで行なった。CT とテンプレート量の対数値に対してのプロットが並行であり、全ての4種類全部のターゲットが同等の高い効率で増幅されたことを示唆している。GAPDH:glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase、RPS27A :ribosomal protein S27a、NFKB :nuclear factor of kappa light polypeptide gene enhancer in B-cells。