ウェビナーについて
困難なサンプルから遺伝子発現解析を行うために、RNAシークエンシングに注目する研究者が増えています。このようなサンプルには、細針生検、顕微解剖した腫瘍、または1 ng未満のトータルRNAを含むFFPE薄片から分離された高度に断片化したRNA(すなわち、低インプットサンプル)が含まれることがよくあります。研究者が遭遇する最大のボトルネックのひとつは、サンプルの75%以上を占める不要なリボソームRNA(rRNA)をすべて捕捉することなく、完全なトランスクリプトームRNAライブラリーを調製する能力です。現在のrRNA除去法は多くの場合、完全長RNAでのみ使用できるように設計されているか、特異的濃縮プローブでコーディングRNAを捕捉することに依存しています。どちらの方法も時間がかかり、複雑なワークフローが必要な場合があります。
このような課題に対処するため、QIAGENは革新的なrRNA除去技術 – QIAseq FastSelectを開発しました。QIAseq FastSelectは既存のRNAライブラリーキットと連携して、特定のリボソーム転写産物のcDNA合成を阻害し、RNAシークエンスライブラリーから効果的に除去します。RNA断片化後に使用できるように設計されたQIAseq FastSelectは、高品質RNAにも低品質RNAにも適しています。このウェビナーでは、QIAseq FastSelectをさまざまなRNAライブラリーキットやワークフローと組み合わせて、困難なサンプル中のrRNA量を減少させる方法について紹介します。この強力なrRNA除去ソリューションが、シークエンシングコストを増加させることなくRNAシークエンスの感度をいかにして向上させるのかご覧ください。
概要
タイトル: 酵素フリーのリボソームRNA除去キットを使用する低インプットおよびFFPEサンプルからのRNAシークエンスデータ品質の向上
日付: 2022年7月26日、火曜日
時間: 10:00 AM 東部夏時間
期間: 1 時間