QIAseq Multimodal HT Custom Panels

1つのサンプル、1つのワークフロー、1日で調製

最小10 ng からDNA 変異、融合遺伝子、遺伝子発現のターゲット解析が同一サンプルから可能なカスタムパネルを簡単設計

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QIAseq Multimodal Panel HT (12)

Cat. No. / ID:  334932

QIAseq Multimodal Panel HT (12) contains ALL reagents (except indices) sufficient to process 12 samples for multimodal HT (DNA and RNA) sequencing; fixed standard content panel for a total of 24 reactions
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PanelIndex
Panel
Index
Type
Standard content
High content
Custom
Samples
12
96
QIAseq Multimodal HT Custom Panelsは分子生物学的アプリケーション用であり、疾病の診断、予防、あるいは治療に使用することはできません。
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Features

  • わずか一日で、全核酸からシークエンスライブラリー構築を実現するワークフロー
  • 分子バーコード(UMI)搭載による偽陽性の排除と高感度な変異検出
  • Single-Primer Extension(SPE)技術により困難な配列へのプライマーデザインを1 チューブで実現
  • インデックスホッピングを最小限にするUnique Dual Indices(UDIs)を使用
  • DNAおよびRNAの同時プロファイルを可能とするSample to Insightソリューション

Product Details

QIAseq Multimodal Panels は、DNA およびRNA のターゲットエンリッチメント用のライブラリー調製が同一ワークフローで可能です。2つの別々のワークフローが不要なため、ライブラリー調製にかける時間を最小限にすることができ、複数バイオマーカー探索のために、貴重なサンプルを最大限に生かすことができます。

カスタムパネルでは、遺伝子のエクソン領域、ホットスポット、SNP、イントロン、プロモーター領域、ブレークポイントに基づく既知の融合遺伝子や新規融合遺伝子の解析を目的としたパネル設計をすることができます。 お見積もり、お問い合わせは こちら

Principle

NGSの試薬、装置およびバイオインフォマティクスの進歩により、生体サンプル中のDNAとRNAの変化について効率的に調べることが可能になっています。しかしながら、従来法では抽出後のDNAとRNAを別々のワークフローでライブラリー調製する必要があり、これには次のような課題があります。

  • それぞれのワークフローに対して十分な量のDNAとRNAが必要
  • DNA と RNA それぞれに対して技術アプローチが異なるために総合的な考察が複雑
  • 非効率的なサンプルおよび試薬の消費
  • 所要時間が長い

現状の課題を克服するために、QIAseq Multimodal Panels は、全核酸(DNA+RNA)から、Unique Dual Index (UDI) に対応した DNA や RNA イルミナシークエンサー用ライブラリーを一つのワークフローで構築します。さらに、低収率、低品質な生体サンプルでも使用できるよう設計されています。

Procedure

QIAseq Multimodal Panelsのワークフロー

QIAseq Multimodal Panels のワークフローにより、わずか一日でシークエンシングに使えるライブラリーを作製できます。ライブラリーのインサート長はおよそ150 bp なので、FFPE 由来サンプルのような低品質サンプルにも高い互換性のあるワークフローとなっています。

DNA と RNA バイオマーカーのロバストな検出

QIAseq Multimodal Panels を使用すると、全核酸から一つのワークフローで DNA や RNA のバイオマーカーを正確に検出できます。QIAseq Multimodal Panels の DNA と RNA のバイオマーカーを同時に検出するワークフローで得られる結果の正確性は、2つの既存製品(QIAseq Targeted DNA PanelsとQIAseq Targeted RNAscan Panels)による別々のワークフローとの比較データによって示されています。

Applications

QIAseq Multimodal Panels を使用すると、一つのワークフローを用いて、全核酸から下記のようにさまざまなバイオマーカーを調べることができます。全核酸は、QIAseq Multimodal Panels 用に最適化されたプロトコールにより精製可能です。全核酸の精製プロトコールは、QIAseq Multimodal Panels のハンドブック内に記載されたリンクより入手可能です。

DNAから:

  • 一塩基バリアント(SNV)
  • 挿入と欠失(InDel)
  • コピー数多型(CNV)

 

RNAから:

  • 融合
  • エクソンスキッピング
  • 遺伝子発現レベル